2019-01-01から1年間の記事一覧

経営者が行っている振り返りとは

経営者の方にお話を伺うと、何らかの形で一日の振り返りを行っている。 日々、自分の中で解決出来ていない出来事が起きるが、それをそのまま持ち越さずに、一日毎にリセットする習慣を持っている。 大抵の方はうまくいかなかった出来事や、納得出来ていない…

目標達成したい動機が、ネガティブなものであれば達成できない

目標を達成したい動機の質によって、どれだけ高いパフォーマンスが上げられるか、どれだけ高い成果が上げられるかが大きく変わってくる。 動機が以下のどちらに該当するだろうか。・「得たい結果」を実現するためのもの・「嫌な状況を避けるため」のもの も…

過去に立てた目標よりも、今の本音を最優先する

一度立てた目標が、全く変わっていなければ、注意が必要である。 それは目標に向けて進んでいない可能性があるからだ。 目標に向かうにつれて、当初想像していたよりもリアルに目標が捕らえられるようになる。 それに合わせて、・当初達成したかった目標とは…

目標達成出来ない時のチェックポイント

目標を達成できないという相談をよく受けるが、やはり、目標達成について多くの誤解がある場合が多い。 目標を定め、明確にすることは重要だが、それで満足して終わってしまう方が多いのである。 到達するゴールを明確にすることはもちろん大切だが、目標を…

強い必要性を感じなければ、気づきは生まれない

とある経営者の方にお会いする機会があったが、その方は気づく量がとてつもなく多く、大量のメモを取っている。 多くの方が見逃してしまうような発想を、次から次へと書き留めている。 気づく量の違いにより、成果に大きな違いが出てくる。 何故気づく量に差…

日々一歩でも進んでいる実感があるか

成果を出す人は学んだこと、考えたことを必ず行動につなげているが、なかなか行動に移せない場合は、大きな成果を一足飛びに求めすぎている場合が多い。 目標が高いのは良いが、必要なステップを飛ばして、一気に大きな成果を得ようとしている場合がある。 …

行動を未来に繋げる意識を持つ

大きな成果を上げている方から、行動の効果を高めるために、意識している事を伺った。 行動を単発で終わらせるのではなく、それを次に繋げる意識を持つことである。 一つ行動をとったら、それに対して「更なる成果を上げるために次はどうするか?」を必ず考…

商談を成功させる人は、相手にとってのベネフィットを語る

いつも商談を成功させている方に、改めて大切な原則を聞いたので記載しておく。 商談を成功させるには、何を語るべきか。 自分が伝えたいこと、商品、サービスの概要、これらを一方的にまくし立てても、相手は聞く耳を持ってくれない。 相手の心を動かすもの…

目標達成の前提、自己肯定力を高める

高いレベルで目標達成をし続けている方がおっしゃっていたが、目標達成の前提として、大切なのはセルフイメージである。セルフイメージとは、自分が自分に対して抱いているイメージである。 高いレベルで目標達成出来る人は、このセルフイメージが非常に高い…

漠然とした目標は、超具体的な行動計画に変えると達成の確度が上がる

目標があっても行動できない場合、単純な理由として、到着までに何をすべきかといった、行動リストを事前に考え尽くしていない場合がある。 目標を立てただけで満足してしまい、その後の行動についてはその場その場で考えようとしている。 しかし、常に緊急…

結果を早急に求めると、応急処置的な対策に終始してしまう

うまく行かない時に改善策を考えるとき、長期にわたり成果を出している方は、以下について意識をしていた。 ・より本質的な解決策である。・より根本的な解決策である。・より長期的に成果を上げられる解決策である。 解決策を考えるときに大切なのは、いき…

成果を出している人は何をメモしているか

成果を出している経営者へお話を伺うと、例外なく日々の振り返りを行っている。 今日の目標とその結果のギャップはどれくらいか。目標に対してどんなアクションをとったか、など。 うまく言ったこともそうでないことも、必ずやりっ放しにせず、次に繋げるこ…

目標のない改善は無意味

「目標のない改善は無意味」と楽天の三木谷社長はおっしゃったが、 目指す目標を明確にしないまま、 目先の出来事をむやみやたらに改善しようとしていないか注意が必要である。一つ一つの結果に対して振り返り、 それを改善する事は大切だが、 改善の前提と…

常に高い目標をクリアし続けている人がやっていること

常に高い目標をクリアし続ける人と話していて、目標を達成するために、忘れがちだが非常に重要なポイントを思い出した。 目標を達成できない方の多くは、「○○を達成するぞ」と目標を立てるが、それを繰り返し念じても何故失敗に終わるのだろうか。 それは、…

努力を楽しめていないときは要注意。今一度動機を問い直すことが大切。

今一つ努力を楽しめていない、という相談をよく受けるが、大きな理由の一つはやはり動機があいまいになっていることが多い。 成果を出すためには必ず動機がセットで必要となる。自分はなぜ何のためにそれをやっているのか、その動機が薄ければ努力を楽しめな…

成果を出している人は、達成までの意思決定(プロセス)を重視し、改善を行う

大きな目標を次々と達成している方に話を聞くと、一日の自分を徹底的に振り返る時間を持っている。 更にその振り返りを行うときは、「やろうと思っていたことが出来たのか、そうでないないのか」という結果だけを見るのではなく、そこに至るプロセスは正しか…

頑張っても成果が出ない人の特徴とは

とあるジャンルのスポーツで世界トップレベルの方から 効果的な練習方法についてお話を伺う機会があった。トップレベルの選手とそうでない選手は 練習方法に以下のような違いがあるという。トップレベルの選手は、 今、自分が身に着けたい事は何か、 克服す…

成果を出している経営者の方が実践している、自身の振り返りとは?

お話を伺った経営者の方は、 ほぼ例外なく「自分を見つめる時間」を大切にしている。当然多忙を極めているのだが、 必ず自分を見つめる時間を天引きして、 一日の自分を振り返って評価している。その際に、 「自分は何に時間を使ったのか」 を行動を振り返る…

目標を達成出来そうだから自信を持つのではなく、無理にでも自信を持つから達成出来るようになる。

目標に向かう上で一番大切なのは、 「自分はそこに到達できる」という自信である。 自信がないと無意識のうちに「努力しても無駄なのではないか」という思いが頭を占有し、 目標達成に向けた頭の働きを鈍らせるのである。しかしながら、 目標が高ければ高い…

上達が早い人と、遅い人の取り組み方の違いとは

先日、著名な音楽家にお話を伺う機会があったが、上達が早い方と、なかなか上達しない方の練習方法は以下のような違いが見受けられるという。 上達する方は、全体をまんべんなく演奏するのではなく、理想の演奏と現状の演奏を比較し、出来ていない点、改善す…

大義名分ではなく、本音の目標を最優先する

経営者の方に話を伺うと、社会貢献や、人類の発展など、壮大な目的のもとに仕事に取り組んでいらっしゃる。 しかし、そのような方でも、創業した当時は、○○の車に乗りたい、などと極めて個人的かつ俗的な目的を、モチベーションの源泉としていたようだ。 壮…

一度立てた目標は、今の本音に沿って更新し続けることが重要

一度定めた夢や目標は変わってもよい。活き活きと目標を達成し続けている方を見ると、その時の状況に合わせて目標を修正し続けている。 安易な妥協をする、という意味ではなくより自分の本音に即した目標に更新し続けるといった視点で、当初の目標を変え続け…

自身の価値を高め選ばせる存在となる

商品やサービスを売るときに大切なのは、その商品が持つ価値を最大限に高める事である。 その商品に価値がなければ、商品を売るために価格を下げるしか方法はなくなる。 もしその商品に価値があるのなら、価格が高くても選ばれる確率が上がってくる。 これは…

同じ日々の繰り返しから脱するための習慣とは?

現状をよりよくしたいと願いながらも、気づくと毎日同じ行動を繰り返している場合がある。 同じ思考、行動を繰り返していては、そこから生まれる行動も同じものとなるのは当然である。 毎日同じことの繰り返しから脱するためには、日々の行動から最大限のこ…

目標の動機の違いが、成果を大きく左右する

大きな成果を常に出し続けている方に話を聞いたところ、 成果を出すために大切なことは、 その努力を楽しむことだという。努力をしている方には、 二通りの方がいる。一方は、 苦行のような顔をして、 辛いと思いながら 強く自分を律して努力をしている方で…

成果を出し続けている人は、自分が実現したいゴールを「言語化」している

成果を上げ続けている方に話を聞くと、必ずといっていいほど、自分が到達したいゴールを最初に頭に描いている。 その描き方には大きく分けて二つある。 一つは映像としてイメージすること。金メダリストのように理想の状況やその状況を生み出す自分の行動を…

自分を見つめる時間を持つことで、他者との差別化が生まれる

今までお話を聞いた成果をだしている経営者の方は、、ほぼ例外なく、一日の中で自分を見つめる時間を持っている。 その日はどうだったのか、明日はどうすべきなのかを考える時間を持っているのである。 この作業を、他の方が「そこまでやるのか」と思うほど…

自分の弱みを直視する勇気をもてれば、強くなる方法が見いだせる

自分が理想とする人をベンチマークとすることは重要だが、自分とはレベルのかけ離れた相手の戦略をそのまま真似しても、そのまま適用できない場合が多い。 自分の現状を見据え、その段階にふさわしい思考、戦略をとらなければ、他者ほど成果を上げることはで…

目標が高ければ高いほど、多くの気づきが得られるようになる

同じ仕事をしていても、人によって気づき、改善の質、量に大きな開きがある。 ある方は次々と質の高い気づき、改善を行うが、別のある方は一向に気づきが浮かばない。 次々と改善を行う方は、何故そんなに質の高い発想が生み出せるのか周囲が驚くほどである…

同じくらいの努力をしていても、数年後に大きな差が生まれる理由

同じぐらいの努力をしているように見えるが、 数年後に明らかに差が生まれているケースを 何度も見てきた。 それぞれに話を伺って分かったことがある。 今一つ成果を生み出していない方は、 確かに一生懸命努力を行っているが、 肉体的に体を動かすという努…