being-doing-havingについて

being-doing-havingという言葉をご存知だろうか。
目標を立てるときに、
この考え方を知っているかいないかで、
結果に大きな違いがでる。

beingとは、
自分がどうなりたいか、
理想の自分とはどんな自分か
といった(なる)事についての目標。

doingは、
自分は何をしたいか、
何を成し遂げたいのか
といった行動についての目標。

havingは、
どんな物が欲しいか(高級車やお金など)、
といった物質面における目標である。

目標を立てるとき、
大抵の人はhavingの目標を立てる。

もっとお金がほしい、
肩書きがほしい、など。

しかしながら、
havingだけの目標は何故かなかなか叶わない。

何故ならhaving
だけの目標は、
そこに強烈なニーズ(必要性)が生じていないからだ。
「なんとなく年収一千万くらいあったら、生活は楽になるな」といった気持ちで目標達成出来ない。
それはなんとなくの気持ちであり、
心の底からほしいとは思えていないからだ。

ニーズとは、何故、何のためにそれが必要なのか、
といった目的、理由といえる。

ニーズに目を向けるために、
まずは自分の人生におけるbeingの目標に目を向けてみる。

そしてbeingを達成するために、
必要なhavingは何だろうという順番で考える。

これによりニーズが生まれる。
お金は手段であって目的ではないのだ。

つまり、having
は手段であって目的ではないのだ。

自分の人生において大切なものは何か見失わないようにしたい。