目標と改善は合わせて始めて効果を発揮する

目標を持つこと、期待する結果を明確にする事は

より幸福な人生を歩むために
不可欠な行為だ。

それなしには、
いくら一生懸命努力していても、
日常の波に流されるままとなり、
気づいたら不本意な場所へ流れ着いていた、
という事になる。

「無駄な努力はないが、報われない努力はある」とメタップスの佐藤さんがおっしっていたが、
目標を立てない努力こそ、
報われない努力の仕方と言える。

まず自分が期待する結果を明確にする事。
これは不可欠である。

しかしながら、
当然ながら目標を定めただけで達成できる訳ではない。

合わせて必要なのは、
毎日一段ずつ階段を登る行為、
いわゆる「改善」をセットで行い続ける必要がある。

大切なのは昨日と全く同じ日々を過ごさないこと。
1%でも何かを改善する事。

1%でも改善を行えれば、
そこを足がかりにして次の改善に繋げられる。

かのマイクロソフトも、
バグだらけのソフトをリリースし、
そこから耐えざるアップデートで改良を繰り返す。
そして他を圧倒するのだ。

大切なのは、
改善を継続させること。
上手く行っても行かなくても、
更に改善を行うためにはどうするかを、
ひたすらに考え実行し続ける。

これは想像以上にしんどい行為でもあるが、
次第に頭が改善する事に慣れてくる。
そして大きな目標もいつかは達成出来るようになる。

目標と日々の改善、
この2つを交互に見つつ、
行き来する事。

 

目標がなければ改善しても意味がないし、
改善しても遠くのゴールを見据えてなければ
そこへは到達出来ない。

 

トヨタが日本を代表する企業になったのは偶然ではない。