過去の成功体験すらも疑う目を持つ

 

過去に上手くいった事(いわゆる成功体験)があると、
無条件にそれに捉われてしまいがちである。

「上手くいったからそれが最高の方法である」
と考え他の方法を考えようともしなくなると、
危険信号と言える。

確かに上手くいったからには原因があり、
似たような成功を意図的に生み出すために、
そこには学ぶべき点があるのだが、
自分が目指す目標を達成するために、
それが最善な方法だと言えるだろうか。

それが未達の目標であるならば、
更に効果的な手段があるかもしれない、
といった思考で常に改善を図らないと、
より効果的な手段に気付けない、といった事態となる。

失敗した時はもちろんのこと、
上手く行った時こそ、
「もっとよい方法はないか。さらに上手くいかせるにはどうしたらよいか」
と一歩改善させるという思考が重要となってくる。

そして必ず改善の余地は残されている。
この継続的な思考こそが目標達成を早めるのだ。