自分が一番を取れる領域を見極め、資源を集中投下する

すべてをそつなくこなせる人、
を目指すのではなく
何かのジャンルで一番になれる領域に、
持てる資源を費やす。

「これについてはあの人に聞こう」と、
真っ先に名前が出てくる人となれれば、
個人にとっても社会にとっても
より有益な成果が生まれる。

これはドラッカーの言う「何によって覚えられたいか」という問いかけにも通じる。

「車と言えばトヨタ」といったように、
名前が出てくるものは、
大抵がそのジャンルで一番になっているものだ。
二番手でもなかなか名前が出てこない。
同じように、
自分が覚えられるためには、
そのジャンルで一番となっている必要がある。

そのためには、
ただ流行を追いかけるのではなく、
ニッチな分野で勝負することを
見極める必要も出てくるかもしれない。
人気のある土俵にはそれだけ多くのライバルが存在しているからだ。

しかしながら自分がどうしても勝負したい土俵であれば、
そこに資源を集中投下することにより、
人よりも大きな成果を生み出せるようになる可能性がある。
まずは自分が心から達成したいと思えるビジョンから模索していく事が一番の近道である。