潜在的需要は逆算思考で導き出す

すでにある世の中の流れに乗っかる側に立つか、
新たな流れを生み出す側に立つか。
この立ち位置の違いにより、
大きな差が生まれる。

前者は世の中の流れに翻弄され、
流れが消えるとともに手詰まりとなる。

後者は自ら流れを作り出せるため、
一つの流れが弱くなっても、新たに流れを生み出すことが出来る。

成長し続けるためには、
後者のスキルを身につけたい。

ドラッカーが言うところの、
「すでにある欲求ではなく、満たされていない欲求は何か」を見つけだす力である。

市場が潜在的に求めるものは市場調査を行っても見えてこない。
iPhoneのようにどこにもないものを作るとき、
市場調査だけに頼っても正解は導き出されない。

そのため、
まずは自ら圧倒的に高い志、目標を持つことが大切だ。
そしてその目標に到達するために、
逆算思考で手段を導き出していく。

それにより、
市場では想像もつかない生産物を生み出し、
新たな需要を生み出す事が出来る。

積み上げ思考では過去の延長線上の発想しか浮かばない。
逆算思考こそが他の人が考えもしない発想を生み出すのだ。