専門分野を見いだし、そこに一万時間を費やす。

自身は~のプロである、
と言えるような専門分野を持つことは、
自身の人生をより豊かにするために必要である。

自信にもつながるし、
世の中へより多くの価値を提供できるようになり、
それが精神面、物質面ともにプラスの循環を生み出していく。

専門分野と言えるようになるためには、
その分野に一万時間をかける必要があるという。

まずは自分が、
人生の中でどの分野に一万時間をかけたいと思えるか、
これを探り出すことから始まる。

これを意識しなければ、
あらゆることにそれなりに手を出すに終わり、
専門分野の確率に至らない。

早いうちに一万時間をかける対象を見つけ、
まずは着手してみる。
到達するイメージが明確になっていくなかで(pdcaを回していくなかで)、
違う対象に専門分野を見いだすのであれば
本音に従って変えてもよい。

専門分野を見つけ出し、
そこに一万時間を投資する、
という意識を持って過ごす事が大切なのである。
イチロー選手のように、
早くから専門分野が明確になっている人は稀である。
だからこそ意識的に探していく必要がある。

人生をかけて追求するテーマを見つけたら、
70歳、80歳までその対象に時間を費やしたら、
例え40歳から始めたとしても、
30年、40年もの間時間を費やした事になり、
それを行わなかった人に比べて、
圧倒的な差が生まれる。

始めるのに遅すぎるということはないのである。