全体最適の視点で個々の選択を行うことで、相対的に満足度の高い人生が送れる

自分が進むべき道を考慮する上で、
今現在の状況のみ目を向けるのか、
長期的視点で人生を捉えて、
長期的に結果を出す(出し続ける)事に目を向けるのかで、
選択肢の質が大きく変わってくる。

「部分最適の集合は全体最適の集合にはならない」
とドラッカーは言っていたが、
個々のタスクでは最適だと思われていたものが、
全体からみると最適とは言えない選択となっている
場合がある。

今日一日何を目標とし、
どういう行動をとるべきか?
といった答えは、
今日一日だけを見ても最適な解は得られない。

理想の今日一日の過ごし方はは
理想の明日の過ごし方に紐づいたものである必要があり、

理想の明日の過ごし方は
理想の一週間の過ごし方が明確になっていて
初めて導き出せるようになる。

同じように、
長期的視点で、
「どのような人生であれば満足か」
といった地図を明確に描けて初めて、
人生を総体的に見た時に、
より満足度の高くなるような個々の選択を行うことが出来るようになる。

これは、
自分の目的に沿って
むやみやたらな、がむしゃらな努力を最低限に抑える事でもあり、
ゴールに向かっていないやらなくても良いことを見極め、潔く止めるための視点でもある。