日々の思考習慣が行動を生み、
その行動が結果を生み出している。
その思考がネガティブなものであると、
そこからはマイナスの結果が生まれ、
成果につながる思考であれば、
良い結果が生まれる。
しかしながら、
思考は無意識のうちに、
はぼ反射的、自動的に発生している。
例えば物事に失敗した時、
「もう挑戦するのはやめよう」
「どんなに頑張ってもこの会社では結果が出ない」
などと無意識に思考が生みだされており、
その思考により導き出された結果が発生する。
目の前で発生した事象に反応して、
無意識に発生する思考をどのように成果が出る思考へ
コントロールすればよいか。
心理学の本などを読むと、
脳には以下の特性があるという。
・わからないことがあると、その空白を埋めようと、無意識に答えを探そうとする「空白の原則」
・意識は同時に二つ以上の事を捉える事が苦手である、という「焦点化の原則」
この原理を利用して、
自身に成果につながるような質問をする事が有効である。
例えば、
「○○(望む結果)を達成するにはどうしたらよいか?」
と自分に対して質問することで、
その時答えは出なくとも脳は
その答えを常に探し続けるという特性(空白の原則)があり、
その答えを探しているときは、
マイナスの思考を極力排除しようとする(焦点化の原則)
特性が働き、
無意識の思考を成果につながる思考へ変化させていくことが出来るようになる。
自分に対して良質な質問をし、
自問自答する事は脳の原理からして相当の効果がある。