問題に対する解釈を変えることで、問題は解決する

問題にぶつかったとき、
その問題が焦りや不安を引き起こすものであるほど、
早くその問題を取り除きたいという心理に駆られる。

しかしながら、
すぐに解決出来ないような問題、
解決までに時間を要する問題である場合、
どうしても不安に心が占領され、
焦れば焦るほど問題解決が不可能と思えるようになってくる。

不安を駆り立てる問題にたいしては、
「この問題は成長するために、必ず通らなければならない道」だと考える事で、
問題をすぐに取り除きたいものとして捉えるのではなく、問題を肯定的に捉える事が出来るようになる。

また、
「この問題を乗り越えて、後々自分は大きな成功を収めた」というストーリーを
あらかじめ作ってしまうのも効果がある。
自分が望む結末をストーリーとして描くことで、
今の問題は成功を収めるために必要なステップであると、
肯定的解釈が出来るようになる。

そして、そのストーリーがリアルに描けるようになると、
今の状況を楽しめるようにすらなってくる。

いずれも問題そのものは変わっていないが、
問題に対する解釈を変えることで、
問題を乗り越えるための視点と思考が生まれるようになる。