トヨタは自動車開発において、
問題なく動作した車を一度全て分解し、
何故上手く動いたのかを確認するという。
上手くいったことを偶然で終わらせず、
上手くいった要因を確認し、
再現性を持たせるまで次へ進まないという徹底ぶりである。
また、
問題が起きたときも、
改善のために必ず問題を特定する。
その場限りの場当たり的な応急処置ではなく、
真の原因を掘り下げ、
納得のいく答えが見つけ出し、
解決するまでは、
先に進まない。
真の原因は時として簡単には見つからず、
時間をかけて追求しなければ、見つからない時がある。
しかしその解決を先延ばしにせず、
必ず解決してから進むというルールを持つことで、
確実に一歩ずつ改善を積み重ねる事が可能となる。