問題は、その問題が起きた時と同じレベルの自分には解決出来ない

問題に対し改善策を考案する際に、
「自責」か「他責」のどちらの視点で
改善するかで成果は大きく異なってくる。

他責の場合、
成果が出ないのは○○のせいだと、
自分ではない他に原因を求める。
例えば
「成果が出ないのは景気が悪いせいだ」、とし、
景気を改善するための提案を政府へ行う、
これも一つの改善策と思える。
しかしそれ以外の主体的な行動を自分が何もとらなければ、後は周りが変わってくれるのを待つだけの状況となる。

他責思考は全て人任せとなってしまうのだ。

一方自責思考は、
「景気が悪い中でも成果を出している人はいる。その人と自分は何が違うのか?自分が成果を出すために何が出来るのだろう。」
と自身の思考や行動にフォーカスし、
その思考や行動を改善する事で、
同じ環境の中でも成果を出す事へ繋げる。

この意識こそが主体性のもととなり、
他の人と差別化をもたらす資産となる。

「目の前に起きた問題は、
その問題が起きた時と同じレベルの自分では、
解決できない」と言われる。
そして場所を変えても、
同じ問題が起き続けることになる。

反対に
自身のレベルをあげることで、
今まで問題と思えた事が問題ではなくなっていく。

目を向けるべきは自身自身なのである。