人生をかけた大きな目標と、そこに至る前提の中間目標、短期目標は必ずセットで設定する

一生かかっても達成できるかどうかわからない大きな目標を
持つことは、
一度しかない自分の人生をどの方向へ向けていくのか、
どのように命を使っていくのかを方向付けするために、
必要不可欠なものだ。

誰も設定しないような大きな目標を設定すると、
それを志している事そのものが、
自分の価値を高め、
自尊心が高くなるのも大きなメリットとなる。

しかしながら、
大きな目標を日々意識するだけでは、
一向に近づいている感覚がないため、
ともすると意欲の低下を招きやすい。

そこで大きな目標には、
必ずそこに至ることを前提とした、
中間目標と、さらにそこに至ることを前提とした
短期目標を設定する事が不可欠となる。
短期的に目標を立てていないと、
かならず長い道のりで足取りが重くなってしまう。

さらに
それら3つの目標がバラバラに存在するのではなく、
一本の線でつながっている事を意識すると
それだけで短期目標に向かう姿勢が格段に積極的となる。

東大を首席で合格する人に聞くと、
ほぼ例外なしに「合格すること」が最終ゴールではなく、
合格したその先に、新たな延長線上のゴールを持っている。

「その目標を達成したら何をしたいのか」、
それが明確になっているかいないかが、
その短期目標を高いレベルでクリアできるかどうかを
大きく分けることになる。

人の脳は見通しが立っている事について、
最大限に力を発揮するように出来ている。

目の前の短期目標が、
人生の大きな目標につながっている事が意識できれば、
逆に言うと、
大きな目標からブレイクダウンして、
目の前の短期目標を設定出来ているかどうかが、
人生の充実度を大きく変える事となる。