目標設定が適切でなければ、いくら良質な達成手段を考え出しても無意味である。

目標はむやみやたらに立てれば良いものではない。
その目標が適切に設定されているかいないかが、
目標に向かって努力する前に決定的に重要となる。

例えば企業は継続して利益を上げ続ける事が求められる。
長期的にみて、
利益を得続けている存在として、
ゴールを設定出来ているか?
もしくは長期的な視点を持たず、
短期的な視点でしかゴールを設定していないかによって、
現時点でどんな手段をとっていくべきかが
変わってくる。

または、
より売上をあげるために、
・営業を強化する
→日に訪問する件数を増やすのか、
・もしくは営業しなくても顧客から求められるシステムを作るのかも、
立てる目標によって
今取るアプローチが大きく変わってくる一つの例である。

立てた目標が適切でなければ、
努力をする前から全てのアプローチが失敗に終わる可能性がある。

そのため、
成果がでていない場合は、
その手段を見直す前に、
そもそもその目標は長期的繁栄をもたらしてくれるものかを、
改めて見つめ直す事が有効である。

目的地の設定が誤っていれば、
いくら到達する手段が質の高いものであっても、
踏み出す一歩の地点から既にその行動は間違っているという事になる。

ことほどさように、
目標が適切に設定されているかどうかが重要なのである。