子育てにおいて自発的に行動できるようにするためには、問いかけが重要

子育てにおいても、
コミュニケーションのゴールをどこに設定するかを
明確にすることが大切である。

これを明確にしなければ、
自分のコミュニケーションをどのように改善させていくべきかが
分からなくなるからである。

子育ての目標にはいろいろあるかと思うが、
多くの有識者は以下をポイントに上げている。

・様々な出来事に自発的に取り組み、自分で考えられる子供になる。
自分らしく自信にあふれて生活を送れるようになる。
自主性や自立心をもてるようになる。

人から言われないと出来ない、
のではなく、
自分で自分の人生を設計し、
自分から行動できることが大切である。

 

そのためには、
親として大人として子供とどのようにコミュニケーションをとるべきだろうか。

子供が言う事を聞かなかったとき、
・叱らない
・ダメという言葉を使わない
・答えを先回りして用意しない

ことが重要である。

叱るということは、
大人が思う「こうすべきだ」ということを子供に指示することだ。
そうすることで、
子供は自分で考える機会を失う。

自身に置き換えてみると分かるが、
人から言われたことは積極的にやろうとは、
こころから思えないのである。
自分で考え理解したこと、納得したことであれば、
進んでやろうという意識が芽生え始める。

だからこそ、
一方的に叱る、「○○したらダメだ!」「~しなさい」という指示をするのではなく、
子供に問いかけをすることが大切なのである。
問いかけをすることで、
脳は自然に答えを探し始める。

「どうしたい?」を主軸においた問いかけをすることで、
脳がゴールとそこにいたる手段を探し始める思考に
無意識に動き始めるのだ。

今一度自身のコミュニケーションについて見直してみたい。