ビジネスにおける成果を出すための定石(原理原則)を
身をもって理解することは大切だが、
刻々と変化する世の中において、
もっとも効果のある打ち手は
その時々の状況により変わってくる。
予測不能な状況の中で、
過去とまったく同じ方法や、
他人とまったく同じ方法で
成果を出し続けることは困難といえる。
最も効果的な打ち手を見つけるためには、
どうすればよいか。
最もよい方法がわからない、という前提に立ち
効果のありそうな打ち手をリストアップし、
まずは実行してみる。
実行した結果を記録する。
するとそれぞれの打ち手ごとに、
費用対効果が高いもの、
労力の割には得られる成果が低いものなど、
傾向が見えてくる。
その傾向から、
なぜこの打ち手は効果が高かったのか、
反対に効果が薄かったのか、
分析を行い、
改善する。
それを一定時期繰り返したのちに
最も効果のあった打ち手が判明する。
そこからは、
その最も効果のある打ち手のみに集中して、
一気にしかけることで、
成果がでるようになる。
この試行錯誤の結果、
その時々の状況にあわせた
最も効果的な打ち手を見つけることができるようになる。