学びにおいて一番効率的なのは、
自身が目指すジャンルのナンバーワンをベンチマークとし、
それに追いつく、追い抜くことを目標とすることだ。
戦後の日本における高度経済成長は、
「アメリカに追いつけ、追い越せ」で復興に尽力してきたからこそ成し遂げられた。
そして1970年代で追いつき、1980年代で追い越した。
同じくトヨタも世界トップのGMを目指したからこそ、
大きな成長を遂げた。
ユニクロもGAPを追い越す事を目標としていた。
会社でも人でもいいが、
圧倒的なナンバーワンに追いつき、追い抜くことを目標にすると、
その人を徹底的に観察し始める。
その人の思考、行動、を研究し、
その人をその人たらしめている理由を言語化して自身に取り入れていく。
このステップが自身に急成長をもたらすのである。
自身の内面を深く掘り下げるだけでは決して気づけなかった
多くのヒントが得られる。
そして追い抜こうとすることで、
単なる真似ではなく、
その人以上の工夫や努力をしようと意識が働き始める。
そうすることで、努力の基準や質が自然に上がっていく。
今一度自身のベンチマークとなる人、会社を
見つけてみたい。