普段自分が何について思考を向けているか、
改めて思い返してみたい。
明確な意図をもって、
自身が達成したいこと、実現したいことについて
「どうしたら達成できるのか」と
まさに24時間365日考えることによって、
脳はその対象についてより深く考え、
より多くの情報を吸収できるようになる。
反対に、
一日の最初や最後にだけ考え、
それ以外の時間に意識的に考えることがなければ、
目の前の緊急のことや
即物的な快楽に思考が奪われ続け、
一向に達成したいことについての脳の回路が
鍛えられないといった事態となる。
少々の努力で達成できるようなことであればそれでもよいが、
自分が心の底から望む理想の実現ともなれば、
常にその対象に思考を振り向け続けなければ、
着実に進んでいくことはできない。
限りある人生、
何に自分の命を使っていきたいのか。
自分が求める極上の喜びを描き、
その達成について考え続けることからすべては始まるのである。