1日24時間は平等に与えられているが、
その時間をどのように使えば密度が高くなるか、
自分なりの手法を持っておくとよい。
・自分が何に時間を費やしているか、
行動の記録をとる。
その記録を確認し、
成果に直結している行動であれば残し、
成果に直接関係のない行動であれば、
他の手段に代替えするか、
なくす方向で考えられないかを検討する。
・必ず時間制限を設ける。
いくらでも時間をかけられる、という仕事ほど、
集中力や生産性が著しく低くなる。
試験であっても、外科手術であっても、
時間の制限があるからこそあれだけの集中力と
パフォーマンスが発揮できるのだ。
「一日何時間勉強しよう」などと、
時間をかけることだけが目的となっている場合は
注意が必要である。
・同じ失敗を二度繰り返さない。
そのために、
一日の最後に、
もう一度同じ一日を繰り返すならば、
どのように過ごすかを問いかけてみる。
これは原田隆史氏の考え方だが、
この問いかけにより、
自然と評価、と改善策に思いを致せるようになる。
大切なことは、
失敗を失敗と認識し、
同じ失敗は二度と繰り返さないと誓うことだ。
その繰り返しにより、
次第に行動の密度、生産性が上がってくる。
こういった手法を持ち、
活用することで生きるごとに時間の密度を高められるようにする
習慣をもつといい。