一度しかない人生において、
自分の命を何に使っていくのか。
この答を持っているか持っていないかで、
日々の歩みが大きく変わってくる。
「自分はこれにむけて進んでいこう。」
という答えがないということは、
様々な対象に意識が分散されることを意味する。
※もしくは何も選択しないという事になる。
多くのことに気を取られて、
あれもこれもやろうとすると、
全てにおいて中途半端になる。
そのことを一点集中してやろうとしている人には、
どうしてもかなわない。
上達のスピードも
目指すレベルも低くなり、
何一つ身につけられなかったという結果になりかねない。
着実に結果を出すためには、
これと決めた対象に対して、
全身全霊の努力を注ぎ、
かつ一定の時間を費やす必要がある。
その対象に対して、
常に考え続け、
立てた仮説に対して、
行動を積み重ね続ける必要がある。
自分の命をこれに使っていく、
という対象を決め、
それ以外のことは勇気を持って捨てるという
決断を下すことが求められる。
これは非常に怖い事でもある。
しかし、努力の過程で
仮説検証を繰り返した結果、
その対象が変わることになっても、
それは問題ない。
しかしながら、
対象を決め、
それ以外は捨てるという基本スタンスは変わらない。
選ばなければ、
求めなければ、
何も得られないのである。