定めた目標が達成できなかった時、
「失敗した」という事実にとらわれて、
「やはり自分はダメだった」と思う必要は全くない。
自身が立てた計画が一回でうまくいくことは、
むしろ稀ともいえる。
計画を立てることにいくらでも時間をかけられるわけではなく、
時間制限のある中で、
限られた情報を収集し、
目標達成まで最善、最短と思われる計画を立てることになるが、
必ず実際に行動したことにより
最初想定していなかった新たな気づきが生まれる。
大切なことは、
想定通りにいかなかったことに落胆して終わるのではなく、
そして、そのままやり過ごすのではなく、
その事実から徹底的に次回の改善につながる気づきを必ず得ることが
何より大切となる。
しかし、意図的に行わなければ、
気づきを得られないまま、
同じ日常をただ繰り返すこととなる。
より多くの気づきを得るために、
「改善することを前提」とした計画、行動を行う意識を持つことが
大切となる。
改善することが前提であれば、
計画通りにいかなくても落胆することはなく、
計画を練る段階で120%の無駄な時間をかけようとすることもなく、
計画を実行に移している時も、
振り返り、改善することを常に意識しているため、
より多くの気づきを得られることになる。
生きている限り、
成長し続け、目標を達成し続けていることが、
喜びにつながるよう人間はプログラムされている。
だからこそ、
何も目指していない状態、
現状に満足している状態に陥らないためにも、
「改善前提」の意識で日々を過ごすことを心掛けたい。