筋肉トレーニングのトレーナーがおっしゃっていたが、
「例えばダンベルなどでも、
もう限界だ、と思ったときから、1回、2回だけ頑張って上げてみる事が
効率的なトレーニングの方法」とのこと。
これは筋肉トレーニングだけではなく、
すべての努力に共通している。
「苦しい」と思うと、
脳がブレーキをかけ、
行動をやめてしまう方向に働くが、
自信が苦しいと思う範囲で、いつも行動をとどめてしまえば、
毎日トレーニングをしていても
現状維持にとどまってしまう。
「苦しい、もうやめたい」と思うのは、
自身の脳の働きである。
ここでやめてしまうか、
「あと一回だけ頑張ろう」と思うかで、
自分の行動が一歩だけ変わってくる。
昨日より、
一歩だけ限界を超えることで、
より成長した自分に出会えることになる。
努力を継続しているのに、
現状維持で変わらないのは一番つらいことだ。
そんな時は、
意図的に負荷を上げ、
一歩ずつ前に進む習慣を意識したい。
その際に心掛けるべきなのは、
「この苦しさを乗り越えた先には、より成長した理想の自分が待っている」
と理想のゴールと現在の努力との因果関係をしっかりととらえることだ。
すると苦しさが単なる苦しさではなく、
自分が望む理想につながる必要なステップだととらえられ、
その努力が苦痛ではなくなるのだ。
この思考を実体験として習得することで、
目標を達成するための重要なスキルを身に着けることが出きるのは、
なにより大きな収穫となる。