何でも屋を目指すより、決めた領域で№1を目指すことが大きな成果を生む

顧客に覚えてもらえる存在になるには、
その分野で一番になる必要がある。
 
世界一の山はエベレストだが、
世界で二番目に高い山を即答できる人は激減する。
 
ビジネスをするのであれば、
競合がたくさんいるジャンルで№1をとるのは難しいため、
とある分野で№1、
もしくはとある場所で№1
とある客層で№1であるなど、
対象やエリアを絞り、
そこで一番を獲得することが求められる。
 
そうすることで、
初めて記憶してもらえる存在となる。
 
ただし、
一番になるためには努力の仕方も工夫する必要がある。
 
必死で努力している競合に勝つためには、
「やらないことを決める」ことが重要となる。
 
この領域で勝負する、
と決めたら優先度の低い
それ以外のことはやらないと決意する。
 
そしてその領域に全身全霊の努力を注ぎ込む。
 
その選択と集中が適切であれば、
だれでも一番になれる。
 
あれもこれもと様々なものに手を出すことで、
資源や労力が分散され、
人並み以下の結果しか出ないことがおうおうとして起きる。
だからこそ選択と集中を行い、№1を目指すことで、
差別化が図れるのだ。