子育てにおいては、〇〇しなさいという躾よりも大切なものがある

子育てにおいて、
親の余裕がなくなってくると、
子供に対する注意が増えてくる。
 
何をするにしても子供の至らない点ばかりが目について、
気づいたら一日のコミュニケーションにおいて
注意しかしていない状態となっていないだろうか。
 
「躾」はとても大切なものだが、
躾と称して、子供に指摘、注意、指示命令ばかりしていては
最も大切な視点を見失ってしまう。
 
それは、
子供に自信をつけさせることである。
子供は自信を身に着けることで、
自発的に様々な行動を起こせるようになる。
 
反対に、
親が注意ばかりしていて、
子供の自信を失くす事ばかりしていては、
子供は次第に自分から行動する力を失う。
 
時として子供は自分で自分の良さに気づいていない場合がある。
そのため、
親がよく子供を観察し、
よいところを見つけ、
それを伝えてあげる(気づかせてあげる)行為が、
とても重要なものとなる。
 
そうすることで、
子供は自信を積み重ねることができるようになり、
自分で自分に自信をつけることもできるようになる。
その結果、
将来困難に負けずに自分で行動できる人間に成長していける。
 
何より、
親の視点が変わることで、
些細な欠点に気を取られなくなり、
本当に伝えるべき躾で注意できるようになる。
 
このように、
親自身のコミュニケーションをこのように変化させることで、
子供の自発的に行動する力を変えていくことができるのだ。