端から見て大変な努力を、本人が大変と思っていない理由

他人からみて、
「あの人のような努力は到底出来ない」と思うような努力を、継続的に行っている人がいる。

さらには、
周囲の意に反して、
当の本人は、
「この努力は特に苦痛に感じていない」
と思っている場合がある。

これはどのような心理だろうか。

これは
その努力に強い意味を感じているかいないか、
の差である。

意味を感じるとは、
以下二つの場合に生じる。

何らかの得たいゴールがあり、
そのゴールに到達するために必要なステップだと、
手段を逆算して導き出した場合

もしくは、
その手段を行った先に、
どんな成果が得られるのかが見えている場合

これらがなく、
目の前の努力を行うことそのものが目的となっている場合、
それはいかなる努力であれ、
非常に苦痛なものとなり、
継続していくことが困難となる。

成果を出す人と出せない人の違いは、
こういった目に見えない部分での、
差別化にあるのである。