達成困難と思われるような目標が達成できる人は、
どのような思考で目標と向き合っているだろうか。
最終的に達成できる人を見ると、
それこそ四六時中、
「どうしたら達成できるだろうか」と
頭をフル回転させて考えている。
簡単には達成できない目標の場合、
最初は、達成までの道筋は全く見えない。
どう考えても無理だと思えるような気持ちにもなりかける。
しかし、
「それでもなんとしても達成したい」
「こうすればいいだろうか、あの方法ではどうだろうか」と
考え得る限りの方法を常に考えている。
自分なりの仮説をたて始めようとする。
仮説なのでもちろん確信はないが、
その仮説をもとに情報収集を繰り返す。
成果を出している人に話を聞きに行く。
そして最も効果がありそうな方法を試してみる。
うまく行かなかったときは、
改善を行い、
練習に練習を重ねる。
すると次第にその目標を達成するにふさわしい実力が身につき始めていることに気づく。
そして最終的に目標を達成する。
このプロセスの間中、
達成するためにはどうしたらよいか、と
思考がフル回転し続けているのだ。
対して、
目標が未達で終わる人は
その目標が達成困難な事に、
意気消沈してしまう。
少しうまく行かなかっただけで、
「やはり自分には無理だった」「目標のレベルが高すぎる」とできない理由ばかりに焦点が合ってしまうのだ。
目標達成までには、
数々の分岐が存在する。
その分岐点において、
「どうすれば達成できるか」と考え続けていなければ
たちどころに壁を乗り越える力が失われる。
一日の内、
どれだけの時間
達成したい目標の実現方法について考えているか、
改めて自身を振り返ってみたい。