学習が行動に反映されない理由

いくら学習しても、
自身の行動が以前と変わっていないのであれば、
学習の仕方を見直したほうが良い。
 
人から良いことを教えられても、
自身が主体的に目的意識を持っていなければ、
教えられたことを自身の行動に反映させることができない。
 
つまり、
「人から大事だと言われることを学習し続けていれば、
やがて事態は好転していくだろう」
という順番ではなく、
「〇〇を達成したいが、その方法がわからない」
「実生活において、〇〇に困っている。打開するにはどうしたらよいか」
など、
自身の生活における問題意識や目的意識を
初めに持っていることが重要となる。
 
そのうえで、
その答えを見つけるべく、
様々な勉強を行っていくことで、
行動前提の知識を身に着けていくことができるのだ。
 
学習を活かすためには、
主体的な姿勢が不可欠となる。
 
その姿勢がなく、
「言われたままを行っていれば、
やがてよくなっていくだろう」という受け身のスタンスでは、
学習が学習で終わり、
やがて自分の行動が何も変わっていないことに気づくことになる。
 
学習の前にまず行うべきことを忘れてはならない。