手段を考えるより、動機をどこまで掘り下げたかが目標達成の精度を高める

自身が望む理想の未来を考えるとき、
世間的な成功(お金を稼いだり地位を得るなど)を描くのは良いが、
そこで思考が止まってしまうと
限りなく動機が低い状態となる。
 
大切なのは、
「なぜお金を稼ぎたいのか」と動機をどこまでも掘り下げていくことだ。
すると、
「家族にお金の不安をさせたくない」
とか、
「子供たちに十分な教育の機会を与えたい」
などのより深い動機にたどり着く。
 
皆それぞれが、
そのようなより深い動機に突き動かされているが、
表面的な動機にとらわれてしまうと、
それに気づくことができなくなる。
 
もうそれ以上掘り下げられないところから、
さらに掘り下げていくと、
誰でもより利他的な動機へとたどり着くようになる。
 
そこまで掘り下げられれば、
その動機に突き動かされる人が集まってくる。
 
そして自分の目標達成を応援してくれるようになる。
それとともに、
人々が後押ししてくれるような動機を持つことで、
自身の自尊心も上がり、
目標達成の意欲がより向上するようになる。
 
手段を探し求める前に、
動機をこれ以上にないほど掘り下げていくことが、
何よりも費用対効果が大きい行為といえるだろう。