目標を明確化するとは、どのレベルまでを指すか

目標は具体的にすればするほど達成しやすくなる。
なんとなく「こうなったらいいな」と思うレベルで終わらせてしまえば、
その先どのような行動をとったらいいか分からず、
現状は変わらない。


今起きている現実以上に、
達成したい状況を明確にする意識が大切だ。
細部の細部までカラーで描くこと。

将来企業したいのであれば、
いつまでに
店舗は何店舗か
従業員は何人か
年商いくらか
何をどれだけ仕入れるか
資産はどれくらいか
資本はどれくらいか
負債はどれくらいか

今現在経営していれば必ず意識するこれらのことを、
答えられるレベルの明確さで、
将来像を描く必要がある。

もちろん容易には出てこないが、
ここまで理想の状態を、
現実以上に鮮明になるまで考え抜くことで、
理想を引き寄せてくる体制が整ってくる。

孫正義氏は「頭がちぎれるまで考える」という。
そのくらい身につまされる思いで、
理想の状態を明確化できることが、
最短で大きな成果を出すために不可欠な思考なのである。