一日を詳細に分析すれば、一生のうちに何を成し遂げられるかが分かる

森信三氏は「一日は一生の縮図なり」という名言を残した。
一日を詳細に振り返ると、
自分がどのようなことに時間をついやているかが浮き彫りになる。
 
そしてその一日を積み重ねたことにより、
一生のうちに何かが成し遂げられるか、
そうでないかが分かるのである。
 
もし、一日の時間の費やし方が、
それを何日も積み重ねても何も成し遂げられないものに
大半を浪費しているのであれば、
それは即座に改善すべきである。
 
人から依頼された緊急の仕事は無視できないが、
そればかりを積み重ねても
自分が満足できる何かを成し遂げられるわけではない。
 
また、
漫然とネットサーフィンを行っているなどは
言うまでもない。
 
一日24時間は平等に与えられているが、
漫然とやることをこなしていては
いくら時間があっても積み重なっていかない。
 
まず一日のはじめに、
最も重要なことを順番に3つ選択して、
何があってもそれをこなすことを課してみるとよい。
 
そのことを実践するために、
時間を作り出すのだ。
空き時間で実行する発想ではいつになっても実行できない。
 
確実に望む未来につながる行動をとれている実感こそ、
なによりも日々の活動意欲を高めてくれる。