「もともとやらなくてよいものを効率的に行うほど、無駄なことはない」

「もともとやらなくてよいものを効率的に行うほど、無駄なことはない」とピータードラッガーも述べているが、
ただ行動した量で充実した一日を過ごしたと思ってしまうのは問題である。
 
ただ行動すればよいものではなく、
それが自分の目的にどれだけ関連した行動であるか、
選択的に行動することが大切なのである。
 
時間は24時間であり誰にも平等に与えられているが、
その時間の使い方において、
決定的な差を生み出すことになる。
 
それは努力しているか、していないかではなく、
より多くの行動をしているか、していないかではなく、
正しい行動をしているか、していないか、
によって変わってくるのだ。
 
重要なのは、
緊急なこと、人から依頼されたことにのみ目が行き、
行き当たりばったりで目先の行動に振り回されていれば、
それが積み重なっても大きな成果を生み出すものではない、という事実である。
 
それは本当に必要な行動なのか、
どこまで着手し、どこから着手しなくていいのか、
他に目を向けるべきゴールはないのか、
自分の本来の目的を見据えていられれば、
これらの質問に答えられる.
 
本来到達したい自分のゴールは必ず見失わないようにしたい。
そうすれば、
目先の行動がやるべきことか、やらなくてよいことか
自分でジャッジできるようになる。