今取り組んでいる目の前のことに集中するためには、
逆説的だが常に先を見ようとする意識が必要となる。
今行っていることについて、
未来に何の見通しもなく、
何故それをおこなっているのか答えられないのであれば、
今に最大限集中することはできなくなる。
「未来において、これを得たい、だから今これをする」という
見通しがない状態で、
ただやみくもに行動を起こしていれば、
その努力は次第に苦痛を伴うものとなる。
意味が見いだせない行動を人は取りたがらないようにできている。
今だけに焦点を当てるのではなく、
未来に何を得たいのか、
それを常に見据えていることが
最大の集中力を生む秘訣なのである。
長期的視点で未来に得たいものが見いだせれば、
短期的にも自然に成果が出始めるようになる。
大事なのはゴールに向けて進んでいるかどうか。
今一度自分の目線に注意してみたい。