必要性がなければ、気づきも行動も生まれない

日々の気づきや行動は、
必要性から生まれてくる。

必要性とは、
こうありたい、こうあるべきだという、
いわば到達目標である。

そこにたどり着きたいと思うからこそ、
どうしたらそこへ行けるかという問いが生まれ、
気づきや行動が生まれてくる。

反対に、
何も必要性がなければ、
気づきも生まれないし、
行動する意味も生じない。

同じ仕事に着手していても、
必要性、つまり自身の到達目標を持つ人と、
それを全く持たない人とでは、
気づきの質や量も異なり、
結果行動の質や量も異なってくる。

目の前の行動の質や量を上げるには、
やはりあるべき姿、ありたい姿を最初にイメージし、
そのギャップを明確に認識するところから
始まるのだ。
むやみやたらに着手しては山のふもとをぐるぐると回り続けることとなる。

さらに、
あるべき姿、ありたい姿が高ければ高いほど、
行動の質や量も高くなる。

今一度、
誰もが掲げないような高い到達点を
自身の人生のなかで描いてみるといいだろう。

それを掲げない人と比べて、
日々の成長速度が速くなっていることに気が付くだろう。