子育てにおける目標は、「最高の自分」にたどり着く導きをすること

子育てにおいては、
何に目標を置くべきだろうか。
 
やはり、子供自身が「最高の自分」と思える自分にたどり着けるように、
サポートすることが重要ではないだろうか。
 
野球選手のイチローなど、
一流といわれている選手は、
幼い時から親に導かれて
世界レベルの実力を身に着けている人が多い。
 
親が何も選択肢を与えなければ、
子供は何をしてよいか分からず、
その時間を無為に過ごしてしまう。
自分自身の可能性を引き出す機会を逸してしまうのだ。
 
そのため、
選択肢を与え、
その中で興味を示すものがあれば、
さらに興味を引き出すというアプローチは必要である。
 
一方で、
親の過度な期待から、
「絶対に〇〇でプロにならなければいけない」
という強制に近い指導をしてしまうと、
以下のような気持ちが育たなくなってしまう。
 
・自分で選択し、興味をもって楽しく取り組む好奇心。
・自律的に没頭するなかで小さな成功体験を積み自尊心を高めること。
・もし自分にとって他のより良い道を見つけた場合に、
そのベストな道を選択しより最高の自分を目指す主体性。

 

親の好みや期待は少なからず存在するが、
あくまでも目標として据えるべきは、
親が期待する特定のジャンルで最高の存在になることではなく、
「自分にとって、最高と思える自分」を目指せるよう、
子供を導いてあげることではないか。
※もちろん親の期待するジャンルと子供の興味があるジャンルが一致すれば、
それは言うことはないのだが。
 
目的と手段が混同しないよう、
常に最終的に目指すゴール、目的は
頂上にすえて置くことが意思決定おいて重要なのである。