否定的な思考を止める為の方法

否定的な思考を止める方法として、
脳の「焦点化する性質」を活用するとよい。

莫大にある無数の情報の中から、
重要だと思われる情報に集中する為の性質であり、
脳は同時に多くの事をとらえることが苦手である。

言い換えれば、
ポジティブなことと、
ネガティブなことを同時に考えられないように作られているのだ。

これを応用すると、
自分が得たい結果、理想のゴールについて意図的に焦点を合わせ、
「どうしたらそこに到達できるか」
と問いを投げかけ続けることによって、
その反対にある「どうせ達成できないだろう」「達成するには障害がありすぎる」といった
悲観的な思考を止めることができるのだ。

反対に否定的なことばかりに意識を向けていると、
より良くなる為の思考に意識が向けられなくなる。

大切なのは、
自身の自動的に発生する思考をあるがままに任せず、
言葉による問いかけにより、
自身が焦点を向けたいものに意図的に
脳を方向づけていくことである。