壁を平然と乗り越えて行く人と、乗り越えられない人の違いはここにあった

失敗したときに、
平然とそれを乗り越えて行く人と、
立ち直れず乗り越えられない人との違いは何だろうか。

複数名にヒアリングしてみたところ、
乗り越えて行く人は、
「9割は思い通りに行かないもの」という前提で、
挑戦を行っているようだ。

反対に立ち直れない人は、
「一生懸命努力すれば必ずうまく行く」という認識で取り組んでいる。

前者の特徴は、
・短期的な成否に一喜一憂せず、
失敗を分析しそこから次につながる学び、気づきを必ず得る事を重視する。
うまく行かなかったことを決してそのままにしない。

・うまく行かなくても、
その方法はうまく行かないと分かった点で成功に近づいたという考えを持っている。

・9割はうまく行かないという前提のため、
失敗は想定内とし動揺せず
pdcaのサイクルを高速で回して行くことができる。

後者の特徴は、
・頑張ってもうまく行かないとき、
「頑張りが足りないからだ、さらに頑張ろう」という根性論に頼ってしまう。

・うまく行かなかった理由を分析しようとしない。

・それでもうまくいかないとき、
「これだけ頑張っているのに、
何故うまく行かないんだ」
と気持ちが落ち込んでしまう。
いずれ行き詰まりを感じる。

かのマイクロソフトも
不完全のままプログラムをリリースし、
後からアップデートによる改善を無数に繰り返す、
そして最後に勝つ、
という手法で成長している。

不完全でも、
上手く行かなくても、
改善のサイクル数をより早くより多く回し、
短期的な結果に一喜一憂せず、
最後に勝つことを目指す、
そのような思考こそ壁を乗り越えられる人の特徴であった。