ワタミ元社長の渡辺氏は、
今日一日を振り返り、
実行できたタスク、実行出来なかったタスクを消しこんでいるという。
実行できなかったタスクについては、
何故できなかったのかを明確にし、
次はどうしたらよいかを追求し、
明日以降のタスクリストに落としている。
この振り返りは非常に有効で、
これを行わないといつまでも目先の緊急のことに振り回され、
本来取り組みたかった重要なことに
一切着手できない状況に陥りがちである。
お正月に立てた目標を、
年末まで忘れていたというのもよく聞く話である。
日々実行できなかったという事実に気づき、
明日の行動に反映できれば、
重要でない行動をとっているときに、
次第に意識に引っかかるようになる。
自分の行動を
自分の価値を上げるもの、
本来上げたかった成果につながるものだけにフォーカスできれば、
おのずと結果に近づいていけるのである。