得たい結果に対し、どのような感情をいだいているかでパフォーマンスは大きく変わる

一流のスポーツ選手や金メダリストは、
必ずメンタルトレーニングを行っている。
 
どれだけ練習を重ねても、
心の状態によってパフォーマンスの高低は
大きく左右される事を経験上良く知っているのだ。
 
「ぜったい結果を出さなくてはならない」
と思えば思うほど、
心や感情は焦りや緊張感を生み出し、
思いつめた気持ちで取り組みがちになる。
 
すると、
「もし失敗したらどうしよう」などの
マイナスな感情も生まれやすくなり、
パフォーマンスは低くなっていくのである。
 
高いパフォーマンスを発揮するには、
感情がワクワクした状態である必要がある。
 
得たい結果に対し、
切迫した気持ちを抱くのではなく、
ワクワクした気持ちで想像することができれば、
その感情が爆発的な行動力を生み出す原動力となるのである。
 
感情を無視して、
高いパフォーマンスを発揮することはできないのである。
 
ではどうしたら得たい結果に対し、
ワクワクした気持ちになれるだろうか。
 
「絶対に結果を得なければならない」言い聞かせても、
切迫した気持ちが高くなるだけでワクワクは生まれない。
そうではなく、
「〇〇(得たい結果)を実現したとき、自分はどのような気持ちになるだろうか」
と問いかけることがとても有効なのである。
 
するとその問いかけをきっかけにして、
ワクワクする気持ちが自然に想像され、引き起こされてくる。
それによりワクワクした気持ちで心を満たすことができるようになる。
 
意図的に感情をコントロールするスキルを身に着けられれば、
スポーツだけではなく、
人生全般で高いパフォーマンスを発揮し続けることが
意図的に出来るようになる。