成功している起業家に話を聞くと、
必ず数字(お金)だけを見ないようにしている。
もちろん数字は確認しているが、
何よりも第一に顧客を満足させる事を、
優先して考えている。
顧客を満足させた結果として、
数字は後からついて来る。
その数字は顧客からの通知表だという
捉え方をしているのだ。
もし、その数字が大きければ、
それだけ多くの人に満足してもらえたという事であり、
数字が低ければ、
何かしら満足させられなかった事を示している。
あくまでも目的は、
一人でも多くの人に満足してもらえること。
その満足度を上げるために、日々工夫を行うことである。
その意味を正しく捉えていれば、
高い数字を目標に据えることはむしろいいことである。
反対に、
数字を第一として追ってしまえば、
顧客満足度を上げることに目が行き届かず、
結果として数字は小さくなっていく。
数字だけを目標にすると達成出来ない理由はここにあるのである。