自分は何をしたいか、何が出来るか?に集中するあまり、
自分自身の在り方に目を向けることをおろそかにすると、
長きにわたり成長する事は出来ない
何が出来るかを追求すると、
自分が生み出す技術、サービス、製品にだけ目を向け
その価値を高めようとする。
これは大切な事ではあるが、
一旦成功すると、
その実績にとらわれて
そこから離れられなくなる。
過去の成功にとらわれてしまえば、
世の中の変化に対応出来なくなるのだ。
身の回りの大きな成果を出している人は、
やはり何が出来るかよりも、
どうありたいかを優先して考えている。
長きに渡り
圧倒的な価値を生み出す自分自身であるために、
どうしたらよいか、何をすべきか、
という視点で四六時中考えている。
自分と向き合い、
練られたブレない志やビジョンを持ち、
そこに向けて進化し続ける事を第一に考えている。
その姿勢であって始めて、
価値を生み出す手段を時代に合わせて大胆に変えていくことも可能になる。
全てを生み出す元となる自分の在り方、価値観を明確にし、
そこへ向けて進化し続ける事を大前提として自分に課した上で、
進化の手段にはとらわれず柔軟に変化させていく。
長きに渡り右肩上がりに成長し続ける存在となるためには、
その優先順位がとても大切なのである。