自分が一番になれる領域はどこにあるだろうか。
今の仕事をそのまま続けていて、
その分野で一番になれるだろうか。
例えば医者や営業のような
多数の競合がいる業種で漠然と一番を目指したとしても、
既存のプロフェッショナルと競合することとなり、
一番になることは至難の業であろう。
その様なときは、
自分が勝負する専門性を絞ることが有効である。
医者であれば、
外科か、内科か、
内科であれば例えば呼吸器科の喘息について
誰よりも専門的な知識を持つなど、
より狭く、より深い専門性を身に着けることで、
一番になれる確率が高くなってくる。
より多くの顧客を得ようとして、
自分が取り扱う分野を広く取ろうとしがちだが、
顧客は問題を解決したいとき、
その問題についてより専門的に取り扱っている人のところへ、
依頼しようとする。
遠方からでもわざわざ足を運んでくれることとなる。
だからこそ、
自分が一番になれる領域について模索し、
その領域をより狭く、より深く集中させていくことによって、
代替え不可な存在として確率することができるのである。