高い目標を立てたとき、
自分がその目標を達成するに相応しい人物だと思えているかどうかは、
パフォーマンスに大きな影響を与える。
高い目標に対して、
自分に対する自分の評価があまりにも低いと、
「どうせ無理だ」
「あまりにも実力が伴ってなくて恥ずかしい」
という思いが先行し、
その思考がパフォーマンスを大きく下げる事となる。
その結果、思うような成果があがらず
「やっぱり自分はダメだ」というように、
自己評価が低い裏付けを取る事になり、
ますます思いが強くなっていく悪循環となる。
自分が自分に対して抱いている印象は、
自分の思考や行動に大きな影響を与えるので、
注意したい。
では、
高いパフォーマンスを出すためにはどうしたらよいのか?
自分が全く程遠い位置にいたとしても、
自分はその目標を達成するに相応しい人間だと言うことをいかに思いこめるかが、
重要となる。
達成している最高の自分自身を想像し、
今現在それを成し遂げているかのように、
繰り返し繰り返しイメージし続けることだ。
すると次第に自分のイメージが書き換わっていき、
思考や行動がその目標達成に向けて集約されて、
驚くほど高いパフォーマンスを発揮出来るようになる。
これは一見非科学的で、
人によっては敬遠される場合もあるが、
成果を出している方に話を聞くと、
ほぼ例外なくこのイメージの力を活用しているのである。