自分がたてた大きな目標にリアリティが持てなければ、
「どうせ無理だ」という気持ちが
思考や行動のパフォーマンスを下げる要因となる。
こうなったらいいという目標を立てた後、
リアリティを持たせるための方法はいくつかあるが、
その一つとしてあげられるのは、
目標が達成していくプロセスをイメージする事である。
つまり、
最終目標を実現した姿をイメージするだけでは足りないのである。
10年後に最終目標を実現するためには、
5年後にどうなっていたらよいか、
中間目標についてイメージする。
更にその中間目標を実現するために
一年後にどうなっていたらよいかをイメージし、
小目標として設定する。
それでイメージが湧かなければ、
更に中間目標を区切り、
その目標を達成しているプロセスをイメージする。
すると、
目標が実現するまでのストーリーにリアリティが生まれ、ワクワクする気持ちが高まってくる。
最終目標だけを考えて、
そのプロセスをイメージできなければ、
ワクワク感はどうしても薄れてしまう。
伝記を読むように、
自分が目標達成していく各過程をリアルにイメージできれば、
その総体としてのゴールそのものにも、
よりリアリティが生まれ
実現可能性が最大限に高まっていくのである。