行動する前に期待する成果を書き出すことが大切

経営学者のピーター・ドラッカーは、
目標を達成するコツとして、
以下を実践したという。
 

・目標を明らかにし、それを書き出す。
・やるべきこと、と期待する成果を書き出す。
・1年後、書き出した期待と、実際の成果(現実)を比較する。

 
行動の先には、
かならずゴールがある。
 
その行動によってどのような成果が得られることを期待するか、
そのゴールをあらかじめ決めておくことが重要である。
 
期待する成果を描かなければ、
行動が場当たり的になる。
 
山登りで言えば、
山の頂上へ登って行けず、
山のふもとをぐるぐると回り続けることとなる。
 
ゴールのない行動は、
行動の意味を感じられずに次第に苦行のようになる。
そして行動そのものをやめてしまう。
 
また、ストイックに行動を続けたとしても
行動の方向性がないため、
その行動がうまくいったか、行かなかったを判別する基準がない状態となる。
 
理想と現状のギャップがなければ、
その差を埋めるためにどうしたらよいか
考える事ができないのだ。
 
今、目先の一歩を踏み出すためにも、
まずは期待する成果を書き出すことが重要なのである。