スポーツの世界では、
フロー状態、ノンフロー状態という言葉がある。
自分の最高のパフォーマンスを発揮するためには、
自分がフロー状態である必要がある。
フロー状態とはどのような状態か。
フロー状態とは、目の前のことに没頭し、集中しているがリラックスしている状態。充実感があり、楽しく気分が良い状態を指す。
反対にノンフロー状態とは、心が乱れている状態で、イライラしたり、動揺したり、不安だったり、落ち込んでいる状態である。
フロー状態では、
自分の力を発揮できるが、
ノンフロー状態では、
自分らしい力を発揮できないのだ。
しかしながら心の状態は、
外部の出来事や状況によって傾きやすく、
フロー状態になったりノンフロー状態になったりを
繰り返すことが多い。
そのため、
出来る限り最高のパフォーマンスを発揮するためには、
どんな環境であっても自身がフロー状態であれるように、
自分を切り替えるスキルが必要となる。
自身の心の状態に気を配り、
ノンフロー状態であると気づいたら、
そのまま無理に行動を続けるのではなく、
「フロー状態に切り替えるにはどうしたらよいか」、
と自問自答してみてほしい。
これを繰り返すことで、
都度脳をフロー状態へ切り替えていく習慣が身に付き、
安定してパフォーマンスを発揮できる脳が作り上げられていくのである。