日々の改善を行う時に、
最も重要な事はなんだろうか。
それは目標を正しくとらえることである。
目標を掲げていなければ、
どの方向に改善を行って良いか分からず、
場当たり的になるのは当然である。
方向性を持たない改善は無意味である。
目標は自分が迷ったときに思考する際の、
指針となるものだ。
だから何よりもまず
自分が進みたい方向を捕らえることが、
必要となる。
ここでいう目標は、
細かいステップ目標ではなく、
自分の理念に近いものを指す。
細かい目標は状況によって柔軟に変わっても良い。
しかし理念は変えてはならない。
何故なら迷ったときの指針となるものだからだ。
自分が望む生き方、
自分が納得できる生き方を追求する中で、
自分が求める理念が見えてくる。
それを見つける事が先決である。
その理念をとらえてこそ、
日々の失敗が失敗ではなくなる。
その方法ではうまくいかないと言うことが、
分かったということであり、
次回はその方法を取らないようにすればよいのだ。
この気づきも方向性を決めているからこそ、
効果的に行えるのだ。
自分が望む生き方は何か?
まずは自分がそれを明確に描けているかを問いかけてみよう。