目標がいつも未達で終わってしまう方に相談を受けたが、お話を聞くと
やはり行動を先送りしてしまう癖があるようだ。
著名な七つの習慣でも書かれている、
四つの領域の内、
第二領域(重要ではあるが、緊急ではない事)に対する行動を先送りにしてしまうのだ。
気づくと
第一領域(緊急かつ重要)にばかり着手してしまったり、
第四領域(ネットサーフィンなど何の生産性も生まない時間)に時間を費やしたりする。
自分が心から達成したい目標は
第二領域に属する事が多い。
しかし多くの方が
第二領域以外の出来事に終始してしまい、
第二領域には何も着手出来ない毎日を過ごしてしまう。
意図的に目標を設定し、
常に頭の中にイメージしておき、
そこへ近づくためのアクションを撮り続けなければ、
当然ながらその領域へ近づいていくことは出来ない。
大抵は、
その目標を立てていたことさえ忘れてしまうのだ。
第二領域以外の誘惑が、
いかに強大な力かを思い知らされる。
その事実を認識し、
まずは第二領域に設定した、
目標に近づく事こそ、
人生のqolを上げる道なのだということを
常に忘れない工夫をすること。
自分が普段の生活の中で、
何を考えて、どんな行動をしているか、
記録してみたい。
そして第二領域に対する思考が少ないと思ったら、
意図的に配分を増やしていく。
より強烈に、
より頻繁に第二領域への到達したい目標を
イメージすること。
第二領域以外の誘惑に負けず、
都度思考を目標へ引き戻すこと。
これを日々辛抱強く継続できた人が、
自分を理想の状態へと導いて行くことが出来るのだ。