目先の事に着手する前に、まず全体像を描くことに時間を割く方が高い成果が得られる。

ハーバードを優秀な成績で卒業された方に話を聞いたが、学習が早い方はまず全体像を把握することを重視するという。

いきなり細部から手を着けるのではなく、
最初に全体像を眺めて、
どこに力を入れるべきか、
どのような構成になっているかを頭に入れ、
その上でスケジュールを立てていく。

反対に
学習で成果が出にくい方は、
全体像をとらえることに時間を割かず、
真っ先に目の前の事に全力を尽くそうとする。

目の前の事から順番に完全に理解しながら進んでいこうとするが、
非常に時間がかかる上、効率も悪くなる。

これは学習だけではなく、
あらゆる目標達成にいえることである。

まずは自分が実現したいことの全体像を把握することが何より重要となる。
a4の紙にまとめるのも良い。

短時間であっても、
最初にその時間を必ずとること。

その上で、達成までのプロセスを考え、
スケジュールを立てていく。

焦る余りに目先の課題に早く着手しようとして、
全力を尽くしても、
細部に捕らわれすぎて一向に進捗していかないのである。

今一度自身の学習の仕方を見直してみたい。