目先の目標の先に続く目標を定めると達成確率が上がる。

目標を次々と達成している方に話を伺うと、
目先の目標に加えて、さらにその先に続く目標を持っていることに改めて気づいた。

反対に目標達成に苦戦している方は、
目先の目標しか持っていない。

例えば受験で言うならば、
目先の目標として
「とにかく大学に受かりたい」という方と、
それに続く目標として
「あの大学に受かったらこういう勉強や活動をして、こういう仕事につきたい」
という方とでは、
合格率に違いがある。

目標達成には願いの強さだけではなく、
実現に向けた適切な行動が不可欠であるが、
長く集中した努力を続けるには、
目標に対する動機を深めることが何より大切となる。

目標のさきに続く目標を持っていると、
当然ながら動機が深まる。
途中経過である中間目標に対して、
「何のために達成するのか?」という目的が明確になっているため、
高いレベルで中間目標を達成しようとする。

言い換えれば、
目先の目標を定める前に、
自分の納得できる生き方を描いた上で、
上からおろすように目先の目標を逆算して立てる方がよい。

何をやるか?
よりも
どう生きるか?
をはじめに描けていなければ、
目標に軸がなくなり、
総体として思うような人生が実現出来なくなるのである。