成果を上げ続けている方に話を聞くと、
必ずといっていいほど、
自分が到達したいゴールを最初に頭に描いている。
その描き方には
大きく分けて二つある。
一つは映像としてイメージすること。
金メダリストのように理想の状況や
その状況を生み出す自分の行動を
シュミレーションして何度も何度も詳細を描く事である。
もう一つは、
言語化である。
つまり自分が望む状況を言葉にすることである。
言葉にする手段として、
最も有効なのは「書く」行為である。
自分が到達したい状況があいまいであれば、
言語化することはできない。
言語化できなければ、
やはり実際に自分がそのゴールへ向けて、
歩みを進めていくことが出来ないのである。
多くの人が自分が望むゴールや目標を設定していないのは、
いかにその言語化の作業が億劫なものかを物語っている。
しかしその億劫さを乗り越え、
一度ゴールを言語化し、
さらにはより詳細に突っ込みをいれていくことで、
言語化の精度を高めていく(深めていく)事で、
それだけで達成の確度が飛躍的に高まっていくのである。
当然の事ながら、
最終的には行動が重要なのは言うまでもないが、
ただむやみやたらに行動量を増やしても、
望む頂には到達できないことを認識し、
常に望む状況を描く、言語化することを習慣化するようにしたい。